鮮度一番!江の島漁場の地魚

江の島漁場POP1


航空写真@江の島漁場


※片瀬漁港直売所での直売は、2020年2月20日で終了しました。
4月以降は月に1~2回の朝市を開催する予定です。


●鮮度一番!
 江の島の定置網は、江の島の南1kmにあります。夜明け前に出漁し、とれた魚は活魚あるいは、すぐに氷を効かせて鮮度管理し、漁場が近いのでわずか10分で帰港して水揚げできます。江の島片瀬漁協直営の直売所では、朝まで泳いでいた魚を9時にはお買求めいただけるので鮮度抜群!
●江の島は餌が豊富な好漁場!
 急深な相模湾の中で、江の島地先には100m前後の瀬があります。潮流がぶつかると湧昇流が発生し、海底の栄養塩がまき上げられ、それを糧とするプランクトンが増殖。また、沿岸の東に向かう潮流を江の島に続く浅瀬が堰き止め、これを巻き込むような流れがプランクトンを滞留させます。これを餌とする、カタクチイワシやしらすが多く集まり、実際にしらす漁でも好漁場となっています。そして、しらすやカタクチイワシは大きい魚の大好物!江の島漁場の定置網には、それを餌とするカマスやサバ、サワラ等も多く入ります。
●江の島漁場を代表する魚
  脂がのった金アジや丸々と太ったアカカマスが有名。金アジは6-7月、アカカマスは10-12月が旬ですが、豊富な餌を食べているので、一年中おいしく召上れます。
●江の島の地魚
江の島漁場の定置網漁獲量の上位7魚種(H23-26年の平均):江の島漁場の定置網にはカタクチイワシが多く入り、それを餌とするカマスやブリ、サバ等も多く獲れます。特にアカカマスは年間30tあまりの漁があり、相模湾でもトップクラスの水揚げを誇ります。
定網漁獲量